母から電話がある。
話を聞くと新聞に妻の作品が入賞したことが載っていたとのこと。
その作品はハガキのようなサイズの紙に絵が書かれていた。
絵ハガキのようだ。
その絵には言葉が添えられているようにも見える。
僕は、その話を聞いて嬉しくなった。
しかし、僕は仕事が忙しく、それどころではなかった。
過去にお世話になったクライアントTさんに仕事を手伝ってくれないか打診する。
直接会って話しましょうと言うことになるが、なんと、Tさんも妻の作品のことを知っていた。
「すごいですね」と感心され、得意げな気持ちになった。
このあと目が覚めたとき、妻に「すごいね」と言わなきゃと思ったが、まだ暗い早朝だったからあきらめた。
朝、起きたら入賞の話をしようと思って、朝起きたら、これが夢だったことに気が付いた。
リアルだった。