仲間と3人ほどで夜道を歩いていた。
途中、農家のような家を見つける。
仲間の一人は弟だった。
弟はその農家の家をとても気に入ったみたいで、「この家に泊まりたかったなあ」と言い出した。
今から宿泊交渉しようという弟。
もう既に真夜中で午前2時過ぎていた。
こんな時間に宿泊交渉なんて迷惑だ、やめとけと言うが弟は言うことを聞かなかった。
農家の家に入る。
ここは親戚のおじさんが以前に住んでいた家だろうか。
雰囲気がよく似ていた。
僕らは6畳ほどのお茶の間で座って休憩をし始めた。
周りを見ると、よく知らない人たちがたくさん部屋に集まって休憩していた。
僕はふと足に釘、いや針のようなものがいっぱい刺さっているのに気がつく。
どうも、その部屋にたどり着くまで針がいっぱい落ちて、それを踏んでしまったようだ。
痛くはないが、休憩している間にこれを一本ずつ抜かねばならないとウンザリする。
ところで、この部屋には誰がいるだろう?
すると、すぐ隣にモー娘。の加護ちゃん?みたいな女の子が無邪気に寝ていた。
なぜ女の子が寝ているのだろうか?
ふと正面を見ると、別の部屋から女子がたくさん入ってきた。
なにをはじめるのだろうかと見ていると、誕生日の歌を歌いに来たようだ。
どうも僕のためにハッピーバースデーを歌いたかったようだ。
でも僕は気がついた。
今日は3月23(24)日、僕の誕生日はもう過ぎてしまった。
そのことを指摘すると、女子たちは怒りはじめた。
そういうこと言うなよ、みたいなことを僕に言ってくる。苦笑
その間も僕はせっせと足に刺さった針を抜いていた。
痛くはないし、この針を抜く作業がウンザリするものの、一つ一つ抜いていく作業は気持ちよくもあった。
すると隣にいたヤツがこう言った。
指を見てごらん、指にも刺さっているよ。
僕は自分の右手の親指を見たら、なんと爪楊枝が刺さっていたのだ。
こんなものまで刺さるのか……。
僕は引き続き足の針を抜き始めた。
すると僕の頭が固定されていることに気がついた。
どうやら僕の髪にレゲエの人がつけるような付け毛(?笑)を縛ってくるやつがいた。
その付け毛は壁と固定されており、それで頭が動かなかったのだ。
誰だ!?
振り返ると小中学校時代の同級生HKのようだった。
僕は、せっかく足の針を抜いているのに、また変なものを体に付けるなとHKに怒鳴った。
場面は変わって元SMAPの中居くんと誰だかわからない女性タレントが現れた。
二人はドラゴンズの京田選手と鉢合わせするのだが、京田選手は「よしなに」と一言だけ二人に言って愛想なく去ってしまった。
中居君は苦笑いしながら、京田選手はこういうところが良くないんだよね、と苦言を呈していた。