インドのどこかの街にいる。
駅に行こうと思ったが、道を迷ったようだ。
裏通りに出たが、大きな黒い犬がいて通れない。
この道を通りたいのに困った。
googleストリートを見ると、そこにも黒い犬がうつっていた。
狂暴そうな犬だ。
通りに住むじいさんが飼っていて人を襲うようだ。
仕方なく引き返し、別の道から駅へ向かうことにした。
道を歩いて行くと民家に入った。
インド人の民家だ。
いや、中はギャラリーのようになっている。
細い通路の左側には長いベンチが奥まで続いていて、ベンチの向かいには陶器のようなものが並んでいた。
ベンチにはインド人の男がポツリポツリと座っていた。
陶器を眺めているようには思えなかった。
どことなく身の危険を感じた。
性的な危険性だ。
ギャラリーを奥まで歩いて行くと高校の同級生STがいた。
STはギャラリーの棚に置いてあったスズキの車の説明書を手に取り、僕に言った。
「(スズキの車の説明書を)持ってこいというから持ってきたんだ」
ギャラリーを出て、やっと駅に着いた。
そして、駅で電車を待った。
路線は何線だかわからないが、東京の駅のようだ。
ふと、サラリーマン時代の同僚Yの姿が目に入った。
北綾瀬行の電車のほうにあるいていくので、僕も後を追った。
改札に来ると、切符の投入口に他人の切符が挟まっていた。
これじゃあ自分の切符が入れられない。
仕方ないから、他人の切符を引っこ抜いて入れようかと悩んだ。
すると、それを見ていた駅員が「切符を預かりましょう」と親切に案内してくれた。
時間を食ってしまった。
まだ同僚Yがいるだろうかとホームに行くと、高校の同級生のTIがいた。
TIは僕に「Yがいたぜ」と指をさした。
指の先にはサラリーマン時代の同僚Oと絵本のキャラのような顔のデカイおばさんがいた。
その先にYがいた。