田舎の駅のような場所にいる。
電車に乗ろうかどうか迷っていた。
妻が駅の近くに買い物に行くかもしれない。
であれば、妻と一緒に買い物に行きたいと思った。
電車に乗ってしまうと買い物に行けないから迷っていたのだ。
市原?
ふと、地名が浮かんだが、市原市の市街地ではなく、明らかにド田舎の光景だ。
懐かしい田舎。
やはり妻は電車には載っていないようだ。
お菓子、いや、ケーキを買いに市原に歩いて行ったようだ。
僕も電車に乗るのをやめて駅のホームから出た。
しかし、駅の周囲に妻が見当たらなかった。
駅を出るタイミングが悪かったようだ。
妻は恐らくお菓子を買ってしまったに違いない。
仕方ないので家に帰った。
帰宅したのは、なぜか実家だった。
実家のリビングの掃き出し窓から外を見ている。
すると、庭の物置に泥棒が入った。
物置はカギがかかっていない。
泥棒は勝手に扉を開けて何かを物色していた。
僕は近くにあった柄の長いホウキを手に取って外に出た。
すると、僕に気が付いた泥棒は逃げ出した。
しかし、泥棒の逃げ足は遅く、家の前の道路で泥棒を取り押さえた。
泥棒をよく見ると外国人だ。
日本語もカタコトで、ベトナム人のようだった。
ベトナム人は開き直っていた。
システムにチェックがないから泥棒に入ったようだ。
チェックがないとはどういうことだろう?
システムを見ると、そこには3カ所のチェックボックスがあった。
そのうちの一つにチェックが入ってなかった。
それが原因のようだ。