セミナー会場にいた。
昼間のビルの高層階の窓からは都会の街並みが見えた。
セミナー参加者が周りにいるのだが、セミナーの様子はない。
若い人が多い印象だ。
セミナー室に椅子はなく、雰囲気は立食パーティーのようだった。
窓際にシェイクとアイスクリームをセルフサービスで盛り付けるテーブルが置いてあった。
シェイクを作ろうと僕は妻とテーブルに向かった。
僕は空っぽのカップをシェイクの入った容器の近くまで持ってきた。
ところが、そのシェイクの入った容器からカップに注ごうとした際、誤ってカップをシェイクの中に落としてしまった。
僕は焦って戸惑い、すぐさま僕の後ろで並んでいたシェイク待ちの若者に謝った。
僕は急いで教室の端まで小走りでかけて、セミナーの講師に相談に行った。
セミナー講師らしき人は、眼鏡をかけた四角い顔の優しそうな男だった。
相談をするとシェイクは処分するしかないねという話になった。
シェイクのセルフサービスのテーブルに戻る。
すると若い人がシェイクの中の様子を見て、「カップが落ちようが落ちまいがシェイクを飲まない方が良かった」と仲間内で話していた。
なぜだろうとシェイクの中身を見ると、注ぐときは見えなかったがフライドポテトなどが混ざっていたからだった。
誰かがシェイクの中に落としたのだろう。