手にはウズラのような小さな卵を持っていた。
その卵が孵化して、とても小さな鳥が生まれた。
生まれたばかりの鳥は卵の白身の部分につつまれてドロドロしている。
生まれたばかりの鳥を手に持って戸惑う。
よく見ると死にそうだ。
何とかして死なないようにしなければならない。
すると、大きな工場にいた。
ショーピングモールのように広くて学校のように規律のある工場だ。
手の中には相変わらず小さな生まれたばかりの死にそうな小さな鳥がいた。
この工場で、なんらかの機械を操作する仕事を始めようかどうか迷っていた。
この工場は、最初の1,2年は恐ろしくブラックな職場だった。
しかし、それが終わったら以降40年ほど楽ができて安泰なのである。
ふと手の中を見ると、鳥は死んでしまった。
鳥は青い色に変わって輝き始めた。
すると、卵の白身の部分が白くワサワサな感じに固まって、手の中で増殖しはじめた。
なんだこれは!?
トイレに流そうとするが、工場のトイレは人がいっぱいで空いてなかった。
どこに捨てようか、捨ててよいものか迷う。
ついに手に持ちきれなくなって、来ているTシャツの中にしまい込んだ。
しかし、白身はどんどん増殖して、Tシャツがパンパンになってしまった。
ついに、その場にボトっと落としてしまう。