外国にいる。
雰囲気的には東南アジアだろうか。
熱帯の森の奥にある施設のような場所にいる。
コンクリートなどを使ってない、原住民が住むような原始的な作りの建物。
そこには研究者がたくさんいる。
地質や生物を研究しているような気がする。
現地の人たちと一緒に協力して何かを研究している人もいるようだ。
ふと気が付くと、だれかに肩車されている。
誰なのかはわからないが、グラグラと安定しない。
大きな仏像が掘られた壁が見える。
この壁の石仏の顔辺りを近くで見るために肩車をしてもらっているのだろうか?
そのうち、石仏が掘られた壁の上の道を歩き始めた。
すると、どこからともなく石?土の塊のようなものが飛んできた。
東南アジア系の現地の人が僕らにめがけて投げているが、みんな笑っていた。
どうやら伝統行事のようだ。
肩車状態の人に土をぶつけたら危ないじゃないか!?
そう思いながら、飛んでくる土をよろよろと避けながら施設に戻る。
そして研究施設の建物に入る。
そこは、古い物置のような造りで、壁にはナミナミな形状のトタンが貼ってあった。
この建物ではジュースやお菓子、食べ物はなんでもそろっている。
すべて無料だ。
すると、その施設に、クライアントのK氏と、G氏がいることに気が付いた。
なぜ、こんなところにいるのだろう。
建物の中に入ると、各部屋に列車のレールが敷かれていた。
とても細長いおもちゃの列車が走るようなレールだ。
レールは施設内の部屋すべてに敷かれており、まるで子供用の機関車、いやジェットコースターのようだった。
そのジェットコースターに乗り込んだが、速度が遅く、あまり面白くはない。
しばらく乗ってみて、つまらないから途中で降りた。
遊ぶものではなく移動手段なのだろうか。
ふと施設の窓から外を見ると、遠くに南国リゾートな雰囲気の海が見えた。
ここは前にも来たことがあるぞ!
そう思った。
かなり何度も来ているところだった。
ここはどこだろう?
フィリピンかインドネシアだろうな?
と思ったらタイのようだ。
ふと、施設の森を抜けて免税ショップのような場所に向かった。
近くに空港もある。
しかし、そこで売っているものは結構高い。
それでも、良さそうなものは全部買っておこう、と思った。