
どこかの家の和室にいる。
見慣れた感じがするけど、実家でも自宅でもない。
いや、実家の二階にある西側の和室にすごく似ている。
和室の角にはテーブルが置いてある。
そのテーブルには1枚のレポート用紙が乗っていた。
クライアントのT氏が書いたようだ。
内容はよくわからないが、よくできたビジネス文書に見える。
すると、見知らぬ中年男性が二人ほど、和室に入ってきた。
そして、大量のファイルや文書を和室の隅に運び入れた。
どこかで見覚えのある文書だったが、明確にはわからない。
T氏が言うには、この書類については僕が詳しいと思っているようだ。
これだけ大量の書類を把握して処理するのはかなりしんどい。
頼られるのは嬉しいが、とても時間がかかりそうだ。
これを全部、僕に任せるというのか?
そんなことを感じた。
すると、そこにクライアントのM氏が現れた。
楽しそうに話しかけてくるが、何を言っているかわからない。
仕事が終わったら、皆で遊びに行こうと言っているようにも聞こえた。
しかし、仕事は終わらない。
しばらくすると、M氏が現れて遊んでいる様子をレポート用紙にまとめて送ってきた。
そのレポート用紙には写真が貼ってあった。
どうやら、カラオケに行ってきたようだ。
恋人と思われる人も写っていた。
どうしてこんなレポートをよこしたのだろう。
僕は怪訝に思った。