
実家の前の田んぼにいる。
(まだ家が建っていないころは田んぼだった)
ふと気が付くと服を着ておらず、急いでい家に入ろうと焦る。
あぜ道を早足で駆け抜ける。
場面が変わった。
どこかのオフィスにいる。
某クライアントのオフィスのようだ。
オフィスには人がたくさんいる。
その会社は女性が多いのだが、ほぼ女性のように見える。
しかし、実際に存在する社員とは顔が異なるように見える。
誰が誰だかわからない。
すると、経緯は何だかわからないが、僕は女性社員のうちの一人のことをかばった?擁護した?ようだ。
すると、そのことが周りの社員からの反発を招いた。
その反発は凄まじかった。
擁護した社員と2、3人以外、ほぼ味方はいない状態になった。
僕は大勢の社員たちに囲まれた。
何をされるのだろうと不安に思っていると、一人の男性社員が近寄ってきた。
この男性社員も実在の社員とは異なるようで、誰だかわからない。
彼の手には注射器のようなものが見えた。
男性社員は不敵な笑みを浮かべながら何かつぶやいている。
「これは、〇〇だ……。
いや、マンガンだ。
これを頭に注射してやろうか……」
よく聞き取れなかったが、注射器の中にはマンガン!?が入っているようだ。
そんなものを頭に注射されたら死んでしまうに違いない。
僕はどうやってこの場から逃げようか頭をひねった。
右手にはスマホを持っていた。
このスマホで男性社員をぶっ叩こうかと思ったが、それじゃダメージを与えられないだろう。
ダッシュで逃げようか。
いや、これだけ囲まれてしまっては逃げようにも、すぐに捕まってしまうだろう。
男性社員は注射器を振り上げた。
僕はとっさに男性社員の手首をもって制止した。
男性社員の力はそれほど強くなさそうだ。
しかし膠着状態が続く。
男性社員は僕に手首を押さえられながらも、笑って僕を見ている。
制止したところで時間の問題だと言わんばかりだ。
僕はもう心を決めた。
ここで自分が殺されたとしても、このような理不尽なことをした人間の末路など見えている。
そう思って、静止していた男性社員の手首を離した。
それを見た男性社員は再び注射器を振りかざそうとしたが、その時だった。
なぜか男性社員は苦しみ始めた。
周りの社員たちはそれを見て驚き、そして恐怖の顔に変わった。
男性社員は苦しんで後ずさりし、そのうち、床にうずくまった。
そして、間をあけずにすぐに倒れた。
死んだのだろうか。
ほらね、おかしなやつからの攻撃なんか、無視しておけば、そのうち自滅するんだ。
いつもそうじゃないか。
夢の中で、つくづくと実感した。
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目覚めてから「マンガン 液体」でネット検索すると、液体マンガンという肥料があるようだ。
確かに、そんなものを注射されたら、ヤバいことになっていただろう。苦笑