大きな家にいる。
自分の家のようだが、少し違う。
和風の部分を残しつつ、洋風でもあるおしゃれで大きな家。
その家は賃貸に出されているようだ。
ということはF(地名)の家だと思うが、やっぱりちょっと違う。
家の様子を見てまわると掃除が必要だった。
長らく使われてないから埃がたまっていた。
どことなく怖さがある。
何かあると思いながらも、自分の家なので、そこまで怖くはないが気になる。
すると、いつのまにか知らない人たちが家にいた。
一緒に家の中を見ている。
広い家の各部屋の様子をみんなで順番に見ている。
「この家で留守番をしてもいいよ」
という女性が言った。
誰だかわからない。
すると、女性はトイレを探し始めた。
その家にはトイレが3つあった。
トイレが複数あるのは最近の家の常識である。
が、3つは珍しい。
しかし、女性がトイレかと思ってドアを開けると、そこにはトイレほどのサイズの和風の狭い部屋。
何故か便器だけがない。
あとから必要になったら便器を配置する予定だったようだ。
他の2つのトイレもチェックする。
ひとつはとても広いトイレ。
これだけあれば十分だろう。
すると寝室のような場所に出た。
そこにはベッドが置いてあるが、長らく使ってない部屋のようだ。
なんとなく怖い部屋。
柱には赤い5mmほどの針がたくさん集まって直径1㎝くらいの球になった妙な物体が2つ並んでくっついていた。
よく見ないと見逃してしまうところだったが、これがなんだかわからない。
が、除去しなければ……。
と思っていたら、一緒にいる人たちが、この部屋の掃除をし始めた。
すると、モグライダーのメガネの方が突然現れて、「この部屋は自分が掃除する」と笑いながら言い出した。
そして「みんな帰っていいよ」と言うのだが、心配だったので掃除する様子を見ていた。
そしたら驚いた。
ベッドの下を掃除した時に着いたほこりで真っ黒になったモップをあちこちの床で使うものだから、床が真っ黒になってしまったのだ。
僕は焦って掃除をやめるように言った。