実家にいた。
実家は住宅街にあるなのに、なぜか周りは広場になっている。
※ 夢で実家がでてくるときはいつも広場
西の窓から人がのぞいている。
数人くらいの女性がガヤガヤと何か話している。
注意深く窓を見ていると「これくらはいいよね」と声が聞こえる。
何が「いい」のだろうと思って引き続き見ていると、女がウチの物置にしまってあった脚立を勝手に持ち出していた。
窓から女性たちに勝手に他人の家のものを持っていくなと注意をする。
しかし女性たちは、あれやこれや言い訳をして聞く耳を持たない。
すると、突然誰だかわからないが客がやって来た。
玄関の呼び鈴を鳴らす。
玄関を開けると、そこには怪しい身なりの三人組が立っていた。
一人は坊主で日焼けして真っ赤な顔の中年男性。
もう一人は何の役に立ちそうにないぬぼっとした超・肥満の小さな中年男性。
もう一人は女性のようだ。
坊主の男がとある雑誌を広げて僕に言う。
従軍慰安婦は事実である、この雑誌を見ろ、ここには嘘だと書かれている。
これは我々に対する侮辱である。
僕は、よくある同和団体のように、差別をなくすために寄付しろという怪しい政治団体が来たのだと思った。
面倒くさいので彼らに「帰れ」というのだが、なかなか帰らない。
すると坊主の男は、この雑誌は僕の書いた記事だと言いがかりを付けてくる。
記事は僕が書いたわけではないが、確かに僕は従軍慰安婦は(一部)韓国側のフェイクだと思っている。
玄関先で論争をする気もないので、再び「帰れ」といって玄関をしめた。
しかし、坊主の男は持っていた傘を玄関の引き戸に挟んで、しつこく食い下がってくる。
困った僕は振り返って妻に「警察を呼んで」と言う。
しかし妻は警察は呼ばないという。
従軍慰安婦について僕と意見が異なるし、それを記事に書いたのなら責任を取るべきだという。
すると、なかなか引き下がらない坊主は、ついに僕を殺そうとしてきた。
あからさまな殺気。
しかし、妻は警察を呼ばない。
これはもう殺すか殺されるかだと思った僕は、坊主の持っていた傘を引っ張って取り上げた。
早く帰れと傘を振り回す。
何度も何度も振り回しては、三人組にたたきつける。
偶然なのか、先ほど慰安婦問題などで強硬な意見を持つ安倍首相が暗殺……(?)
しかも、本日より侮辱罪の罰則強化……。
きみわるい……。