高いところをつたって移動する。
そうしなければならないからそうしていた?
いや、最初からそういう設定になっていた。
(よく見る夢)
ビルなどの建物の屋上やバルコニー。
商店街のアーケードみたいな高所を歩いて移動する。
余り心地よいものではない。
なぜなら落ちてしまうかもしれないから。
落ちたら落ちたで夢を見ていることはわかるから、無事なんだろうけど。
でも落ちる時のジェットコースターみたいなフワっとした感覚が嫌だから落ちたくない。
都内にある商店街のアーケードの上あたりを歩いていたら、アーケードの上なのにコンビニを発見。
助かったと思ってコンビニに入る。
すると、開業以来お世話になっているクライアントのT氏に声をかけられる。
最近は忙しくてあまり仕事でご一緒していないという理由で、近くのカフェでランチをすることになる。
T氏は、見知らぬ若い男性と一緒にいた。
恐らくT氏の会社のアルバイトのエンジニアだろう。
過去にも何人かいた。
すると、その若者は初対面なのにとても馴れ馴れしい。
会話も幼稚でバカバカしい内容で、聞けたものじゃない。
残念な若者だということはT氏も気がついていて、苦笑いでこちらを見ている。
せっかくのT氏とのランチが、この若者の「一人しゃべり」で台無しだ。
急いでランチを平らげて、店を出た。
途中まで一緒に歩きながら会話しましょうということになったが、やっぱり若者がうざい。
こちらが気がつかないと思って、失礼な話を平気でしてくる様子に、ついに僕は頭にきた。
「君は本当に失礼なやつだな!」
こういうヤツには、ハッキリと言ってやらなきゃわからない。
T氏は笑っていた。
僕はT氏と失礼な若者とその場で分かれて先を急いだ。
どこへ向かっていたのだろう。
そうだ大学だ。
(このシチュエーションも夢でよくある)
速足で歩いて大学へ急ぐと、キャンパスが見えてきた。
懐かしい、むかし通った大学の様子。
学生たちがたくさんキャンパスを歩いている。
とても楽しそうな様子で、やっぱり大学はいいなと改めて思う。
すると、芝生のベンチに大学時代のサークルの先輩のS氏が座っていた。
久しぶりですねとあいさつをする。
僕は、そういえばあっちの方で、S氏と会いましたよと伝える。
いや、ちょっと待て、ベンチに座ってるのはS氏なのに、同じS氏と会いましたよと伝えるのはおかしい。
そう思ったら、ベンチに座ってるS氏は別の人に変わっていた。
その別の人は、女性と待ち合わせなんだと言う。
振り返ると、リュックを背負った見知らぬ女性がいた。