いつもの学校。
よく夢で見る学校の校舎。
小学校、中学校、高校、大学、いつの時代の校舎だろう。
迷路のようになっている。
ここに来ると必ず迷う。
1階のトイレ?
職員室?
教室?
どこかに行きたいと思うのだが、迷ってなかなか行けない。
今日こそは迷わないようにせねば。
でも、まだ少し早い。
時間がある。
トイレで時間を潰そうか。
何をするでもなくトイレに向かう。
時間つぶしにトイレを使うなと言われるかもしれないけど止むを得ない。
ふと鏡を見ると自分の顔が美人の女子になっている。
そろそろ時間だ。
4階の校舎から階段を使って下に降りる。
でも、その階段を使うと目的の場所に付けない。
校舎が分かれているからだ。
つまり、4階の特定の階段を使わないと目的の場所に付けない。
最初の降りる階段を間違えるとダメなのである。
それを知っていても、毎回迷う。