
どこだかわからない。
何人かの親しい人たちといる。
それが誰だかわからない。
その中に妻もいる。
これからみんなで電車に乗ってどこかに遊びに行くようだ。
どこの駅なのかはわからない。
でも、過去に一度訪れたことがあるような気がする駅。
駅に着いたが、僕は少し出遅れた。
もう電車が来ていて、踏切が閉まっていた。
妻たちは先に電車に乗ったようだ。
早く乗らなくては!
踏切が上がったので、猛ダッシュで電車に乗り込む。
しかし切符を買っていない。
でも、電車には乗れたので、あとで車掌さんから切符を買おうと思った。
空いていた席に座る。
隣の車両に妻たちがいることが分かった。
妻は僕に気が付いてないようだ。
ところで、この電車はどこに行くのだろうか。
しばらく電車に乗っていると、目的地に着いた。
妻たちは先に降りた。
僕も電車を降りて、駅の構内を歩く。
しかし、駅構内の通路は狭く、エアコンのダクトの中ほどの狭さだ。
どんどん狭くなり、ついに匍匐前進でないと勧めなくなった。
通路は青いタイルが張られていて、しかも寒さで凍っている。
本当にこれは駅なのか。
匍匐前進をしながら前を見ると、妻たちはもういなかった。
どこかに出口があったようだ。
それを見逃したのだ。
ふと、氷で覆われた排水溝のようなものを見つけた。
ここから出られるのだろうかと思い、氷を手で削りながら掻き出す。
すると、穴が見つかったが、あまりに小さすぎて人が出入りできないほどだ。
どこから出たのだろうか。
早く駅から出なければと気が焦る。
ふと振り向くと、匍匐前進しながら進んできた通路の途中に大きな穴があることに気が付いた。
あそこから出られたんだ。
くるりと向きを変えて、その穴から駅の外へと出る。
駅の外は知らない街、住宅街だった。
晴れていて、とても気持ちの良い日だ。
しかし、ここから再び別の電車に乗るようだ。
そのための待合室に入る。
待合室には、妻たちと一緒にいた人たちがいる。
何組かの家族のようだ。
僕が待合室に座ると、その前の席に、その家族の夫らしい人物が座った。
男は気さくに話しかけてくるのだが、会話は長く続かない。
その男の妻らしい女が僕に気が付いて笑顔になる。
そして、僕の妻に教えるのかと思ったら、わざと黙っていた。
妻が後で気が付いた時に、驚かせようと思って黙っているようだ。
しかし、妻はその待合室にはなかなか現れない。
ここはどこなんだろう。
そう思ったら「ナガタ」という場所らしい。
すると妻の声が聞こえた。
「ナガタの学校の子どもたちは・・・」
妻は近くにいるようなのだが、見当たらなかった。
※注 千葉の中央部に永田という駅がある
