ホテルのようなオフィスのような建物。
小さな部屋があり、そこに妻と二人でいた。
何かを探しているようだ。
すると、サラリーマン時代の同僚のOが現れた。
Oは背中の開いた服を着ていた。(おぼっちゃまくんではない)
しかし、その背中を見ると酷いニキビだらけだった。
見知らぬ爺さんがその背中を見て気持ち悪がった。
そして、爺さんがOの背中を指でつつくと、汚いものを触ってしまったとばかりに顔をゆがめて自分の指を見た。
しかしOは、その服が気に入っているのかニキビだらけの背中を気にもせず意気揚々と部屋を出ていった。
ふと隣の部屋があることに気が付く。
隣の部屋に移動すると、その部屋の中央あたりで足を取られる。
重油のようなものが床にたまっており、そのせいで床が腐敗し、穴が開いてしまった。
腐った床に足がはまってしまって、両足が重油だらけになった。
その重油は体に良いものではなかった。
そのうち足が腐敗したように真っ黒になった。
医療処置として、その辺りにあった新聞の折り込みチラシのような紙、または厚紙のようなもので足をぐるぐる巻きにする。
そして何年かが過ぎた。
「上」からの指示で、足に巻いていた紙をはがすことになった。
はがす紙には名前がついており、指示通りにはがしていく。
指示されたように名前が付けられていて、名前が合致すると周りの期待感が上がった。
足に巻いていた紙をはがすことは、まるで最後の手段のようだった。
足は重油の毒素で真っ黒に腐敗していた。
もう二度と足は動かないと思っていたが、普通に動くようだ。