広い空き地がある。
家が何も建っていない分譲地のようにも見える。
そこに最近できた公園みたいな場所がある。
見渡す限り何もない土地に、区画できちんと区切られた公園。
そこに同級生たちが集まっている。
YとHを見つけた。
三人で当時の懐かしい話を楽しそうに話す。
公園では、同級生たちがクラス別に並んでいた。
まるで同窓会のようだ。
大きな木が植わっていて、その木の周辺に当時のクラスごとに同級生たちがいる。
ぼくたちは木の前の方に立って、公園の中央にある大きなスクリーンを見た。
スクリーンには、昔の懐かしい映像が映し出されていた。
そこにいるみんなも、会話もなくそれを見つめていた。