車で旅に出ている。
青緑っぽい色をした車。
初めて買った自分の車、スプリンタートレノに乗っているようだ。
一人旅かと思ったら、取材の人たち?
テレビ局の人たちも一緒にいる。
何を撮影しているのかわからない。
彼らと一緒に車を連ねて走っていた。
すると分岐点にやってきた。
3、4つくらいの道に分かれている。
一つは袋小路、一つは青森?もう一つはどこだろう、とにかく道が分かれていた。
どうも京都あたりまで来てしまったようだ。
早く帰りたい。
ここまで来たのなら、実家の愛知県まで帰りたい。
分岐点で一つの道を選んだが、どうもそこは袋小路のようだ。
すると、そこには着替え用のコンクリートの小さな部屋があった。
その上で子供たちが遊ばないよう、危険という文字が書かれていた。
コンクリートの部屋でテレビ局の取材陣は、着替えをして、どこかへ行ってしまった。
いったん車を停めて、別の正しい道を探すことにした。
辺りを歩いていると、ディスカウントショップ? レンタルショップ? のような民家があった。
見た目は民家、というか古民家なのだが、ディスカウントショップと、レンタルショップを経営していた。
若い男女が何人か働いている。
いや、家族経営なのか、店員に子供もたくさん紛れていた。
その様子を見ると、在庫の仕分けをしているようだ。
いくつかの地名の書かれたプレートの近くに、在庫の段ボールをまとめて置いている。
その地名に段ボールを配送するらしい。
「能登」と書いた在庫の束。
そこに若い男性がダンボールを積んでいた。
上司らしき男性が、その若い男に早く詰めと怒声を浴びせていた。
働いてる様子を見ていても意味がない。
そう思って、社員の男性に声をかけた。
「家まで帰りたいんですが、道を教えてください」
すると、その男性は道を教えてくれた。
やっとこれで帰れる。