
どこかのアパートの一室。
芸人仲間たちがいる。
テレビで見たようなコンビ芸人。
芸人以外にも仲間がいる。
設定がよくわからないが、仲間たちとアパートの一室でワイワイと話し込んでいる。
今日は徹夜で話し込む予定のようだ。
これからコンビニに食料でも買い出しに行こうかと話している。
男性の中に女性が一人いる。
どこかで見たような顔だが誰だかわからない。
まるで男のような話し方をする女性だ。
髪は短くて、身長はとても低い。
特徴としては妻に似ているが、顔や雰囲気が違った。
いくつかの戦場?というか荒んだ世界を経験してきたような風貌をしている。
例えていえば、北斗の拳に出てきそうな戦う女というイメージだ。
自分とは全く違う世界に生きている印象。
仲間たちと楽しく話し込んでいるうち、少しウトウトし始めた。
すると、その女性が隣に寄ってきて、耳元で何やら囁いた。
「外へ買い物に行こう」と言っているように聞こえる。
その声に少しだけ驚いて女性の顔を見ると、顔はとても日焼けしていた。
ファッション的な日焼けではなく、外で仕事、または活動している人間の日焼けの仕方だった。
とにかく一緒に来てほしいようだったので、いったん二人で外に出る。
外はさびれた商店街、時間帯は夜中だったが、人がまばらに歩いていた。
これからどこへ行こうとしているのだろうか。
とりえあず、このたくましそうな女についていこうと思った。
場面が変わった。
広いグラウンドのような場所。
あたりは煙った感じ。
砂埃ではなくて、黒っぽいから火山灰だろうか。
風で灰が舞って暗く煙っていたのだ。
この風をどうにか利用できないだろうか。
そう思っていたら、日ハムの新庄監督が煙の向こうから現れた。
幅の広いスキー板のようなものを足につけていて、風を利用して上空から下降してきた。
このスキー板は僕が発明したものだった。
それを新庄監督は知っていて、僕に感謝するためにやってきたようだ。
「この発想はすごいよ」
そういって、新庄監督は風に乗って上空を舞う。
自分としては、この発想は当たり前だった。
ごく普通のことだ。