
見たこともない街。
見たこともないアパート。
そこに一人で住んでいる。
懐かしくもなんともない場所だ。
(自分のようで自分ではないパターンかもしれない)
なにか、とても儲かる仕事をしている。
いや、儲かるというか、そこそこ収入のある仕事。
アパートも広くて、ゆとりのある暮らしをしている。
といっても、豪華な部屋でなく、生活感のあふれる、むしろ乱雑な部屋。
ところが、あるとき、その部屋に警察がやってくる。
何かの容疑がかけられているようだ。
それが何かはわからない。
もちろん、なにも疑われるようなことはしていない。
むしろ、警察の方がハメようとしているようにも感じる。
何度か警察は部屋にやってきた。
そのたびに、何かを質問したり、部屋の中を物色する。
ある時、警察がやってきたときは、昼を過ぎていた。
なのにまだ布団で眠っていたものだから警察は「いつまで寝てるんだ」などと余計なお世話なことを言ってきた。
いつまで寝てようと自由だし、こっちはフリーの仕事だから、眠れるときに寝ているだけだ。
そういうようなことを警察に言うと、なぜか警察は布団をたたんで部屋を出て行った。
