
どこかの家の中にいる。
誰の家だかわからない。
雰囲気としては親戚のお婆さんの家のように感じた。
しかし、それにしては家の中の様子と、外の様子が異なる。
この家に来る直前まで誰かと行動を共にしていた。
それはマンガサークルのOのようだ。
一緒に行動しようとしても、消極的なOは煮え切らない様子。
すぐに、どこかの物陰に隠れて縮こまってしまうのだ。
その家の中で、困ったものだと思っていたら、外から声が聞こえた。
中学時代の同級生のHのようだった。
Hの表情は笑っているが、何やら「大変だぞ」と言ってるようだ。
窓から外を見ると、家の前で黒いミニバンが道からはみ出して頭から田んぼ?のようなところに突っ込んでいた。
車種は三菱のデリカのような印象。
急いで外に出ると、家の屋根の上から足のようなものがぶら下がって見えた。
Hは、その足を見て、僕の妻の足だと言い、首が引っかかって首吊りのようになっているとも言うのだ。
大変だと思って、足を下から支えて首に負荷がかからないように足の裏を押して妻らしき人を持ち上げた。
同時に急いで振り返って屋根を見ると、二人の女性がいた。
妻と思わしき女性は、妻ではなく、誰だかわからなかった。
そしてももう一人の女性は、その様子を見て笑っていた。
やはり、誰だかわからなかった。
とりあえず、最悪の事態は避けることができたのでホッとした。
場面が変わった。
なにか文章を考えているようだ。
長い文章だが、特定の段落について、何やら議論しているようだ。
その段落部分は、全体の構成からして、そのような内容の段落が当てはまることは当然である。
そのようなことを、文章の先生のような人物が語っている。
そして、その人物の言う通り、僕は上手にそれができているのだった。
何の文章だろう。
横書きの文章がずらっと書かれており、その一部に目が留まった。
震度6の次に、震度7と書かれていた。
なるほど、震度は6か7だろう。
そう思った。