【夢日記】都内で人探し

オフィスのような場所にいる。

小さな会社。

都内の会社のようだ。

雑居ビルの一室。

雑然としたオフィスに、青い作業服を着た人たちが座っている。

彼らが同僚だろうか。

あまり良い印象はない。

でも、どこかで会ったような気がする。

しかし、見たこともない人たちばかりだ。

 

何人かの人と話す。

仕事の話をしているようだ。

一人とても嫌味な先輩がいるが、仕方なく仕事をする。

 

ここはどんな会社だろうか?

何かを作る会社のようだ。

テーマパークなどの遊戯施設のようなものを作る会社だ。

それとイベント設営など大道具的なこともやるようだ。

仕事は面白いが、人間関係が面倒な印象だ。

 

都内の上野?のような場所を歩いていた。

そこにはまだ自然が残っていた。

昭和の最初の頃のような、よくわからない時代の街を歩いていた。

まだ復旧してないという印象だ。

 

もう一人隣にいるのは妻だろうか、(夢の設定が)よくわからない。

僕はそこに車で来ていた。

白いBMWのようにも見える。

 

会社で設営したテーマパークに二人で来ていたのだ。

ということは妻ではなくて同僚だろうか。

 

しかし、平日の都内だから空いているかと思いきや人でいっぱいだ。

海沿いのテーマパークにやってきた。

 

あれれ?

上野に海はあるのだろうか?

 

いや、上野というか、東京の下町のようだ。

海に近い下町。

いつの時代だろう?

未来の東京?

 

テーマパークのアトラクションに乗った。

アトラクションというか、ただのテーブルとベンチに見える。

そこに座ると、なにか楽しいことがあるようだ。

妻らしき人と二人でそこに座った。

ところが、二人で座った瞬間に、大勢の人が押し寄せて、あっという間にテーブルとベンチは人で埋まった。

一緒にいた妻も人ごみに飲まれてしまった。

 

こんなに人が多くてはダメだ!

そう思って二人でこの場所を離れようと思ったが妻がいない。

いや、妻?ではなく、同級生? 学校?大学?の同級生のようにも感じる。

 

二人は都内で離ればなれになってしまった。

携帯電話を見ても着信も何もない。

どこへ行ってしまったのだろう。

変な男らにさらわれてしまったのではないだろうかと不安になった。

 

都内の下町の繁華街をあちこち歩きまわる。

家電量販店のようなお店の中も探し回ったがいなかった。

そこで呼び込み?ティッシュ配り?の女性からコカコーラのような瓶に入ったジュースをもらった。

それを飲んだはいいが、瓶を捨てるゴミ箱がない。

困りごとが一つ増えて、焦りも生じてきた。

 

歩道を歩いて行くと、そのうち土手のように盛り上がったところの上を歩いていた。

その道は舗装されておらず、そこだけ時代が遡ったみたいだ。

土手には緑の雑草が生えそろっていた。

春の日差しの中、僕はその土手の道を歩いた。

 

すこし歩いて行くと、道のわきにお墓が並んでいた。

そのお墓はどれもこれも墓石の上の方が欠けていて、ボロボロになっていた。

どうしてこうなったんだろう?

すると、この場所でかつて大きな災害が起こったことがわかった。

とてもひどい災害で、そのために墓石も割れてしまったのだ。

 

いったんやり過ごして土手を降りていくと、再び繁華街に出た。

また同じ場所に戻ってきたようだ。

何度も何度も携帯を見るが、やはり着信も何もなかった。

 

すっかり日も暮れてしまった。

お店の前で携帯を見ながら立っていると、サラリーマン風の男たちがやってきた。

酔っぱらっているようだ。

僕に何かちょっかいを出してくる。

嫌な予感しかしない。

男は、手に持っていたスマホを僕の額に向けて言った。

「宗教に入りませんか?」

入りませんと言って断ると、男は笑って「冗談だよ!」と言った。

そして去って行った。

 

暗くなると変な奴らも増えてくるのだ。

先が思いやられた。

そして、そのうち歩き疲れてくる。

どこを探しても妻(同級生?)はいない。

歩く途中何度も携帯を見るが、やはり着信はない。

 

ポケベルのようなものだろうか、見たことない小さな機械がポケットに入っていた。

GARBO?という名前の携帯端末のようだ。

それを見ても何も表示されていなかった。

どこに行ってしまったのだろう。

 

疲れて嫌気がさしたころ、ふとアイデアがひらめいた。

そういえば、駐車場に車を停めておいたのだ。

だから、駐車場に先に戻っているかもしれないのだ!

どうして思いつかなかったのだろう!

 

しかし、光明が差したのも束の間、駐車場はけっこう遠いことに気が付いた。

そこまで歩いて行って、そこにもいなかったらどうしようと思ったら躊躇した。

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