実家の台所にいる。
そこには母がいる。
冷蔵庫とダイニングテーブルのあいだにキャスター付きのプラスチック製の棚が置いてあった。
かごのような棚が3段になっていてホームセンターで3000円くらいで売ってそうなヤツだ。
すると、かごに置いてある物の重さでグニャリと棚がゆがんで、そのまま崩れて倒れてしまった。
安っぽい棚に重いものをたくさん置いていたからだ。
「こんなの使ってるからだよ」
僕が母に言うと、「そんなことないよ」と母親はこたえた。
ふと玄関が気になって玄関ホールに出た。
すると、玄関の引き違い扉に妙な隙間が空いていた。
扉が壊れて(ガラス部分が割れて)隙間が空いているように見えた。
じっと見ていると、どんどん壊れていって、いつの間にか玄関扉はなくなってしまった。
辺りを見ると真っ暗だった。
いつの間にか夜になったようだ。
家の中もくらい。
照明もつかないようで、災害でもあったのだろうか。
すると、そこに弟が現れた。
僕は弟に玄関扉が壊れたようだから直してくれと伝えた。
すると弟は、直接玄関扉の方に行かずに、わざわざ別の部屋を通って回り道をしようとした。
僕は弟に、どうしてそっちに行くんだと少し不機嫌に言った。
しかし、けっきょく玄関扉は直らなかった。