
小中学校の同級生HIがいる。
友達の家に遊び行こうぜ!ということになった。
コンビニで食料を買い込む。
ふと、駐車場に軽自動車(軽ハコ)が目に入った。
HIは「コンビニで何か買ってくる」と言って、車のカギをその軽自動車の荷台に置いた。
ジャラジャラと色んなキーホルダーが付いたカギだった。
ん?
これはHIの車だろうか?
そもそも軽自動車には乗ってなかったはずだ。
どっちにしても荷台にに車のカギを置くのはマズイと思い、僕はキーを手に取って座席に置き直した。
すると、その軽自動車は、いきなり発車しようとした
やはり、まったく別人の車だった。
「マズい!」と思って、車の後ろのバンパーを手で持った。
まるでおもちゃの車かのように、いとも簡単に車は止まり、車輪が空回りして、ついには横転した。
ぼくは、手を伸ばしてカギを取り返した。
ヒデが買い物に戻ると、友達のアパートに行くことになった。
そこは小中学校の同級生TIのアパートのようだ。
(実際にはTIは妻子と一軒家に住んでいる)
アパートに付いたが、TIはいなかった。
これからどうしようかと思いつつ、2時間ほど、コンビニで買いこんできた食料を食べた。
「これからどうしよう?」とHIに聞く。
TIがいないときに勝手に部屋に泊まるわけにはいかないからだ。
HIは「フランスパンがあるからなあ」と言って困った顔をした。
みると、HIが持参したクーラーボックスには、たくさんの食料が入っていた。
赤いジャムが塗られたフランスパンや、何食分かわからないほどのたくさんの弁当がぎっしりと詰まっている。
先ほどコンビニで買った食料だ。
HIの嫁が作った弁当も含まれているようだ。
場面が変わった。
誰かに受験指導をしているようだ。
「センター対策に切り替えろ」
「地理の過去問を10年分やれば大丈夫」
いや、地理ではない、公民のようだだ。
高校時代の同級生のMTに対して進言しているようだ。
もちろん、他の科目もやらなければいけない。
そう言った後、ふと、父が近くにいるような気配を感じた。