
よく晴れた日。
場所はどこだかわからない。
春の野原のような広い土地にいる。
東京のどこかなのかもしれない。
そこには槍や弓矢でもって敵と戦う人たちがいた。
古代の話ではなく、現代の話だ。
主に若い人たちだ。
笑っている人もいる。
戦争ごっこをしているのかと思ったが、槍や弓矢を敵に向かって放っており、それらが当たって怪我をしている人もいる。
彼らがなぜ戦っているのか、その動機がわからない。
敵が誰なのかわからない。
反政府ゲリラかと思ったが、憎しみや恨みのような念は全く感じない。
日本人同士の争いであることは間違いない。
もっと軽い感じで彼らは行動しており、それはまるで大学生のサークルのノリなのだ。
弓や槍を放ってくるのを見て、僕はそれを避けようと敷地の隣にある畑に逃げる。
彼らは逃げる人を追ってくるのだが、追い詰めようとはしてこない。
逃げようと思えば簡単に逃げることができる。
よく見ると、そこには敵がいない。
戦争の練習をしているようにも見えた。
いったん、ここを離れようと思った。
すると、同じように逃げようとしている人がいた。
彼らと一緒に船に乗って逃げることにした。
そこには高校の同級生のTIもいた。
その船は鉄の板を簡単に加工した、数人乗りのカヌーのような形をしていた。
しかし、誰がその船を漕いでいるのか、動力は何かわからない。
それよりも、こんな鉄の塊が、よくも沈まずに水の上を進めるものだ。
船はJR中央線沿いを西(山梨方面)に向かって進んでいた。
中央線沿いに川なんてあったかな?
その後、船は非常にゆっくりと西へ進んだ。
だが、僕は徐々に帰りたくなった。
時計を見ると、すでに夜の8時だからだ。
今から引き返しても3時間かかるので、帰宅すると深夜11時だ。
夜なのに空は明るかったが、帰りたくてソワソワする。
すると、この船の持ち主の名前が頭に浮かんだ。
やはり大学生くらいの人物で鈴木〇〇という名前のようだ。
(目覚めた直後は覚えていたが忘れてしまった)