傍観者として世の中を見てる。
そこで現在の世の中(俗世間)の状況をより的確に表現することができた。
それは評価されるべきものであり、実際、評価された。
評価した者は俗世間ではなく、よくわからない存在だ。
姿も見せないし、声もきこえるが、その声に個性がない。
ふと見ると、二十人くらいがパイプ椅子に座ってこっちを見ていた。
僕が何かを発表するのを待っているようだ。
僕の公演会のお客さん?
客席には妻もいる。
司会は、姿を現さないが、自分にだけ声が聞こえる。
誰だかわからないが、先ほど評価をした者のようだ。
すると、司会が一人の女性を呼んだ。
なんと「あのちゃん」だ。
あのちゃんは僕と同じ大学出身ということになっていた。
※ 調べたら千葉県の高校中退だったが??
そして、考え方が僕にとても似ていて、二人で何かを論評した内容を話し始めた。
すると、場面が変わって床屋?美容院?のような場所が現れた。
だいぶ髪が伸びてきたから、切らなければならない。
待っていると美容師が現れた。
某神道の継承者とされるO氏だ。
Youtubeもやっている人が、なぜ美容師?
というか、ちょっと苦手なタイプだ。
本人は「こちらへどうぞ」と言うのだが、なんとなく不安だ。
僕は躊躇しながらも、しかたなくカット席に座った。
何分か過ぎたぐらいに、O氏は「これでどうですか?」と鏡を見せてきた。
しかし、鏡に映ったのはギザギザ、でこぼこの髪型だった。
どうやったら、ここまで酷いカットになるのだろう?
これでは話にならないからと、別の美容師に代えてほしいとクレームを入れた。
O氏はもう一度チャンスをくれと言っているようだが、さすがにこの実力では厳しいだろう。
しかし、なかなか代わりの美容師が現れない。
どうなっているのかと別の眼鏡をかけた若い美容師に催促すると逆切れを始めた。
脅せば僕が引くと思っていたようだ。
困った。
とりあえず、あのちゃんに今の状況を伝えると、この美容院はこういうレベルだと言った。
あきらめるしかないのだ。
先ほど逆切れした美容師をきっとにらむと、その美容師は怯えて去って行った。