古いボロアパートがある。
嫌な感じはしないが、あまり住み心地はよくなさそう。
一人暮らしの男が住むような和室一間の小さなアパートの一室。
そのアパートに到着する前。
道を歩いていた。
その道の脇に陸上競技のユニフォームが落ちていた。
それを拾って持ち帰る。
部屋に帰ると芸人仲間がいた。
ルームシェアをしているのだろうか。
その芸人は意味の分からないことを言って、笑わせようとするがちっとも笑えない。
しかも写真を撮ろうとしてくるので、やめてくれと言う。
このアパートはリフォームが必要なようだ。
それくらいボロボロだ。
再びアパートの外に出ると、隣家の住人が境界について気にしている様子だった。
それを聞いて「境界の部分に塀でも立ててしまえばいいのに」と思った。
境界の近くには地下駐車場があった。
その駐車場は、クライアントのO氏が経営(所有?)しているようだ。
この駐車場は地下自走式で、O氏は車が走るラインに沿って塀を作りたがっているようだ。
「スプリットと框をコンクリートで作って」
そう言われて、ちょっともったいない気もするけど、頑張って作業するかと思う。
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調べると、スプリットンブロックというものが存在し、「コンクリートを割ることで、自然石風の表面をしたコンクリート積みブロック」みたい。
框とは「床の間や玄関の上がり部分など、床の高さが変わるところに横にわたす化粧材、または引き戸・障子・窓に使われている周囲の枠」のこと。