病院にいる。
病院といってもおしゃれなデザインの建物。
天井も高くて高級オフィスビルのような内装。
僕は医者のようだ。
しかも新人で、ただ何をしたら良いのかわからずにいた。
周りには医者の仲間がたくさんいる。
他の仲間も何をしたら良いか分かっていない人がたくさんいた。
もしかしたらドラマの撮影なのだろうか。
言われたことをするだけ。
自分の出番(?)だと言うタイミングで病院内のロビーのような場所に呼ばれた。
ロビーの天井には高回転のエンジンのようなものが設置されていて、それが火を噴いていた。
それを見ていた管理者は言った。
「あれだけ回したら、燃えるよね」
皆で天井を見守る。
でも、そこで何をしろとも指示されてないので、ただつっ立っているだけだった。
他の人も同様だった。
エンジンから出た火が上の階に燃え広がりそうになった。
そこで上の階にみんなで呼ばれて、消火活動をしましょうということになった。
上の階に行くが、やはり、何をしたら良いのかわからず、みんなでボーっとしていた。
場面が変わった。
鹿の子供がいた。
一見して人間の男の子のようだが、性別は女の子らしい。
学校の教室のような場所にいる。
この子を引き取るかどうかの判断をしなければならない。
教室には椅子と机が縦横に合計20くらいきれいに並べてあるが、席はガラガラで誰もいない。
その一番後ろの席に、鹿の子供が座っていた。
引き取ってもらえるのが嬉しいのか、とてもはしゃいで愛想を振りまいていた。
学校というか保護施設なのだろうか。
先生というか、施設担当の若い女性が二人ほどいた。
この鹿の子供をペットとして引き取ってほしいようだ。
いや、養子として引き取ってほしいみたいだ。
鹿の子供だが、まるで人間のように感じた。
若い女性は鹿の子供の出身地を、世田谷あたりにあるデパートだという。
そのデパートの名前はカタカナ三文字だったが覚えてない。
妻も教室にいたので、引き取るかどうか確認するとOKとのこと。
無事に引き取ることができそうで、涙がたくさんあふれてきた。