僕は船に乗っていた
そこには二人の男がいて、一人は弁護士でもう一人は船員。
この二人に僕はなぜか「アドバイス」をしなければならない状況だった。
何のアドバイスかわからないが……。
しかし、弁護士はアドバイスのしようがない、アドバイスをするまでもない状態だった。
船員の方はアドバイスのしがいがあった。
なぜなら、人見知りタイプで頼りない感じだったからだ。
でも、様子を見るうちに人見知りが解消されて、船の中で周りの人たちと仲良くなっていく様子が見られた。
それを見た僕は、なぜか嫉妬をしていた。
アドバイスをし損ねたからだろうか。
船は海の真ん中あたりに来たのだが、そこには浅瀬があった。
船から降りて浅瀬の砂浜に立つ。
砂浜には学生やらたくさんの人たちが遊んでいた。
自分も裸足になってみず際まで歩き、水の冷たさを感じて楽しんだ。
周りの人の様子を見る。
一緒に楽しもうと話しかけるのだが、周りの人が構ってくれない。