古い高い建物にいる。
団地?のようだ。
団地の5階あたりにいる。
なぜか親戚たちがたくさん集まっている。
妻もいれば両親もいる。
とにかく親族がたくさんいる。
すると、部屋で大げんかをしている大人たちがいた。
一人の男が二人の男にボコボコに殴られていた。
誰だろうと思ったら、親戚のMだった。
Mは僕より少しだけ年下なのだが、しばらく音信不通だった。
そこのことを怒ったのか、Mを殴っていたのはMの父だった。
もう一人は誰だかわからない。
しかし、Mの父はひ弱で情けない感じの人のはずが、屈強なプロレスラーのようになっていた。
なぜか長髪だし、まるでブルーザブロディのようだ。
散々殴り合って部屋をめちゃくちゃにする三人。
殴り合いが収まったかと思ったら、なんだか建物が揺れている。
偶然にもケンカと同時に大地震が起こったようだ。
とにかく、ものすごく団地が揺れている。
団地のバルコニーにいた人たちは、激しい揺れで遠くに振り飛ばされてしまった。
そこには妻や両親たちもいたように思えたが定かではない。
そのうち団地は倒壊した。
そのままの形状で横倒し状態になった。
仕方なしに団地から脱出する。
しかし、他の人が無事だったのか気になって僕は再び団地に戻った。
なぜか、倒壊したはずなのに部屋は傾いておらず、地震前の状態のままだ。
しばらくすると親族たちがシビアな顔をしてゾロゾロと戻ってきた。
親戚のRのおばさんが「野暮なことを聞いちゃダメだよ」と言った。
おばさんは喪服を着ているようにも見える。
もしかしたらみんな亡くなったのかもしれない。
何も聞けなかった。