僕は実家にいた。
実家の斜め向かいに、僕が小学3年まで通っていたプレハブ小屋のそろばん塾がある。
まだプレハブ小屋が3つほど連結されていた頃の風景が見える。(今は縮小されプレハブ小屋は1つのみ)
しかも隣はまだ空き地で、子供時代の風景のままだ。
そろばん塾のプレハブ小屋のブロック基礎の辺りをタヌコさんがガリガリと穴を掘ろうとしている。
タヌコさんが必死で掘り返す様子を見ている。
すると場面が変わってそろばん塾の中にいた。
塾長の座っているデスクの向かいに座っている。
しかし、なぜか塾長が(TOCANAライターで昔たまに超ムーRとかに出てた)白神じゅり子氏だった。
タヌコさんが塾の基礎辺りをガリガリと穴を掘っていたことを塾の中にいた白神じゅり子氏は気がついていたようだ。
「君たちは何をやっていたのか」とじゅり子氏に質問されて困る僕。
しかし、じゅり子は僕が魔法(気功?)を使えることを知っていたのか、僕を警戒しているようだった。
僕が身振り手振りで説明をすると、僕の手から「気」のようなものが出ているのか、それを避けたりする白神じゅり子氏。笑
じゅり子氏に質問されているとはいえ、和気あいあいとした感じであった。
大学のサークルのような感じだ。
ふと周りを見ると誰だかよくわからない子供たちがたくさんいた。
そろばん塾の生徒だろうか。
子供たちはなぜか僕のことを尊敬しているようで、いろいろと僕に質問をしてくる。
軽く受け流すように質問に答える。
その子供たちは、なぜか犬や猫を部屋の中でたくさん飼っていた。
子供と犬や猫、その中になぜかタヌコも一緒になっていた。
いつのまにかそろばん塾が実家のリビングの風景に変わる。
子供たちと犬猫をみていると、タヌコが他の犬や猫につつかれたりしていた。
その犬や猫たちのちょっかいで、なんとタヌコの顔が割れて、虫のような黒い小さな顔が出てきた。
タヌコが死んでしまったかと心配するけど、まだ生きていた。
情けない姿になったタヌコをかわいそうに思って、他の猫や犬がタヌコに触れないよう避けた。
するとタヌコは幼い人間の女の子の姿に変わった。
幼稚園くらいだ。
すると今度は周りにいる子供たちがタヌコにちょっかいを出す
タヌコは怖がって僕の近くにきて、僕の陰に隠れていた。
その様子を見て「そのうち大きくなれば、ちょっかいも減るだろう」と見守ることにした。
すると、タヌコは少し成長して、小学生くらいの女の子になる。
それでもやっぱり周りの友達からちょっかいを受けているようだ。
しまいには髪の毛にパーマのカールのようなものをいっぱい付けられて遊ばれている。
でもよく見るとタヌコ自身も楽しんでるようだし「まあいいか」と今回も見守ることにした。