血だらけの芸人がいた。
よく見ると、かまいたちの小さい方。
特殊メイクかもしれないが、顔の右側が痛そうだ。
場面が変わって、どこかで見たことのあるような、見たことのないような家。
小さな一軒家。
オフィスにしているようだ。
賑やかな住宅街、ちょっと歩くと市街地。
新しいカメラを買った。
スマホだろうか
それを使って写真を撮りに行きたいと思っていた。
いつもの電車のイメージが浮かんでくる。
この電車は何度か乗った。
今日もこの電車に早く乗らなければならない。
そうだ、はやく駅に行かねばならない。
電車に乗って写真を撮りに行こう。
3階建ての駅の様子が浮かぶ。
上りと下りが2階で交差し、なぜか上りに乗る人は1階で待機し、下りの客は3階で待機。
急いで一軒家を出た。
すると、家の脇に何本か植えられた木に、ビワの実がなっていた。
なぜか皮が剥かれた状態。
気になって仕方がない。
おいしそうなビワの様子を見て取って食べようと思ったが、よく見るとビワの実は周りが切り取られて、芯の部分しか残ってなかった。
いくつかの芯しか残ってないビワの実は、上から空き缶を逆からかぶせられていた。
こうすることで新しい実がなりやすいみたいだ。
誰がこれをやったんだろう?
そうか、うちの父だ。
そう思って家の中を覗くと父がテレビを見てくつろいでいた。
記念にビワの実も写真にとっておこうと思った。
さて、そろそろ電車に乗らなければ。