中心線にぴったりと合えば合うほど良いとされるものがあった。
それはつまり長持ちするから良いとされるものである。
そして、長年の謎でもあった。
しかし、それを普通一般のそのへんにいる男が成し遂げた。
その男は平気な顔をして答える。
ずっと不思議だった。
なぜ答えられるのか。
それをすることがすごかった。
それは災害に係るものである。
学校は休校となる。
それは川の氾濫のためである。
学校のトイレに、人が埋まって顔だけ出している。
トイレだから汚い。
場面が変わり、突然、女が部屋に入ってきた。
妻に絵を描いてくれと言っている。
妻はそれを描かねばならないと思っているが、内心では気が乗らず、泣きながら困っていた。
その女に悪いからと、気を使っていたのだ。
その女を憐れんでいるようだった。
結局、絵はなかなかかけない。
僕はそれを見て、「まじめにやるなんてバカバカしいから早く済ませればいいんだよ」と言うが、真剣にやっている。