屋外にいる。
グラウンドの裏手あたりだろうか。
屋根はなく、壁があり、そこに穴が開いて向こうが見えているロッカーがあった。
ここで何をしているのかわからないが、10~20人程度の人たちがいる。
何かを待っているようにも感じる。
野球の試合をしようとしているのだろうか。
しかし、野球をする気配はない。
僕もそこにいて、なにかを待っている。
バスを待っているようにも思うが、やはり、なにを待っているのかわからない。
すると、そこへ大谷選手がやってきた。
僕をロッカーの前にある椅子に座らせた。
何をするのだろうかと待っていると、いつの間にか僕の髪型がパーマーのようになっていた。
どうしてこんなことになったのかと辺りを見回すと大谷選手が笑っていた。
大谷選手のしわざだったのだ。
「なんてことをするんだ!」
僕は笑いながら大谷選手に注意した。
大谷選手は笑いながら逃げて行った。
仕方なく、自分でパーマをとる。
パーマといっても、ジェルのようなもので固めてある状態だった。
なかなか、ジェルが取れないなと思っていると、また髪型が変わった。
ふと見ると、また大谷選手がこっそり僕の髪型をいじっていた。
なかなか大谷選手はしつこいな。
そう思っていたら、だんだん腹が立ってきた。
でも、人気者の大谷選手だから、本気で怒ることができない。
あぁ、面倒くさい!