東南アジアっぽい街並みが見える。
周りには観光客がたくさんいる。
街の中に寺院も見える。
タイのようだ。
何人かの仲間とタイに旅行に来ている。
その中に妻もいるようだがよくわからない。
僕らは何かを探していた。
観光スポットを探しているようにも思うのだが、何を探しているのかわからない。
バスで移動すると、車窓から何かを工事する山のような景色が見えた。
バスから降りると、肉体労働者たちがシャベルなどを振り上げて働いている。
ここには悪いやつもいるようで、「ここは危険だ」とガイドがぼくらに説明する。
でも、ここに探しているものがあるかもしれないからしばらく様子を見る。
ブロックのようなものを積んでいるから寺院を建設しているのだろう。
横に長い里山のような丘を崩して、そこに寺院を建てるようだ。
しばらく見ていると現場の作業者の目が気になってきた。
僕らは再びバスに乗って移動した。
今度は市街地にやってきた。
何かを探していた僕は、市街地を歩き始めた。
あちこちと歩いたら飲食店のような建物に出た。
そこの寺院のようになっているのだが、中には人がたくさんいた。
子供を含めて若い男女が多く、老人はほとんどいないようだ。
そこにいる人々は何かを待っているようだった。
朝からずっと並んでいる人もいた。
後から来た僕たちは、よくわからないが並ぶことにした。
しかし、もう間に合わなかったようだ。
早くから並んでいる人は、楽しいイベントに参加することができたようだ。
もうそのイベントは終わっていた。
しかたなく街を歩いた。
僕は何か探し物をしていた。
それを見つけるために歩いた。
太の町並みはゴミゴミしていてあまり景観は良くなかった。
しばらく歩いていると、一緒に来ていた仲間たちとはぐれたようだ。
妻に電話しようにも海外ローミングの設定とかどうだったか覚えていない。
しかたないのでもと来た道を変えることにした。
すると、赤と黒の色遣いの寺院に出た。
さっきイベント待ちをしていた寺院はここだったと勘違いして中に入る。
そこには何かを期待して待っている人々がたくさんいて、その先には寺院の入り口があった。
誰もそこへ入ろうとしなかった。
すると、門番のような女が槍を持ってやってきた。
書学生くらいの女にも見えた。
女は僕の背中に槍を突き立てて、警戒している。
ここから先は入ってはいけないような雰囲気を感じた。
辺りを見渡しても妻たちはいないようだった。
仕方なく、その寺院を出て再び街を歩いた。