小説がある。
その小説は1~6章まである。
ただし、3章と6章は特殊な内容になっている。
3章は4章につながっており、4章は特別に難解な内容となる。
4章を理解するには、準備が必要だ。
小説というか、なにかの資料かもしれない。
某クライアントの会社にいる。
打ち合わせをしているようだ。
自分を含めて4人いるが、N氏、もう二人が誰なのかよくわからない。
打ち合わせには大事な資料が必要だったが手元になくてみんな困っていた。
コーチングのセミナーを受けたN氏が、そのセミナーで使った資料をもちだして「資料はこれのことか?」とまわりに聞くが、これではなかった。
ところで資料はY氏がつくった難解なもので、それを、別の者がわかりやすくしたものである。
しかしY氏は難解だと思っておらず、そのくせ他人のものは難解だと言ってケチをつける。
しかたなくY氏の実家にその資料を探しに行くが、そこにはなにもなかった。
結婚式場か、セレモニーホールのような場所へ資料を探しに行く。
ゴージャスな階段がある。
空を飛ぶようにその階段を昇り降りする。
どこにもない。
ふと思う。
「ここは学校じゃないだろうか?」
いや、学校だとすれば、3年1組とかの教室がない。
どこを探してもない。
もう一人(誰だかわからないが)探すのを手伝う人がいた。
その人が「生徒の下駄箱を探そう」という。
下駄箱があるということは、そこが学校だということだからだ。
いつのまにか資料探しが、「ここは学校なのか」を確かめることに変わっていた。