カタログのようなものを見ている。
同じような文字列が並んでいる、
文字の色は赤と青と黒と白と黄色、様々な色。
カタログは顧客リストのようにも見える。
そのリストにはイオン、タカミムスビなどの名前が書かれている。
これらの存在から年賀状なのか暑中見舞いなのか、便りが届くことは価値がある名誉なことなのだ。
しかも、それを自分でリクエストできるようになっている。
そのためのカタログなのだ。
とりあえず、リクエストを送ってみる。
いったんリクエスト送ってみて、便りが来れば実績ができ、それが接点となる。
ふと、この仕組みを使って疎遠になった友人Yとまた話したりできるかもしれないと思い立った。
ある時、だれだかわからない友人と牛丼屋に行った。
すると、カウンターの向かいにYがいた。
Yも誰だかわからない友人と一緒にいた。
気まずいなと思いつつも、目でも合えば声をかけてやるのにと思う。
Yはこちらに気が付いているようなのだが、気が付かないふりをしているのか、結局挨拶もせずにその店を出た。